日本で生きた皮膚を持つロボット開発、中国ネット「この技術はすごい」「トーマス…」

26日、人民日報海外版の微博アカウントは、日本の研究者が人の皮膚細胞から培養したロボット用皮膚を開発したことを報じた。写真は東京大学。

2024年6月26日、人民日報海外版の微博(ウェイボー)アカウントは、日本の研究者が人の皮膚細胞から培養したロボット用皮膚を開発したことを報じた。

同アカウントは、東京大学の研究者がこのほどロボット用の皮膚を開発したと紹介。人の皮膚細胞から培養したもので、人工物との接着や人の皮膚同様に自ら癒合することが可能で、顔型ロボットの微笑みの表情を作り出すことに成功したと伝えた。

また、研究チームが「人の癒合能力や感知能力を備えたロボットの開発に向けて大きな一歩を踏み出した可能性がある 」として、今後より人類に近い「半人間半ロボット」の開発を目指していることを紹介。開発された皮膚を備えた顔型ロボットがにこやかな表情を見せる動画を合わせて掲載した。

この件について中国のネットユーザーは「この技術はすごいと思う」「これは火傷などで皮膚を失った人の移植にも使えそうだね」「自分で癒合するというのがちょっと怖い」「大丈夫かな。20年後にウソでしたって謝罪しないかな」「早くこれを使ってロボット娘を作ってくれ」といったコメントを残した。

また、動画に対しては「クラゲのような質感だな」「ちょっとホラーだな」「トーマス…」「きかんしゃトーマスの顔を思い浮かべてしまった」「トーマスが皮を剥がされたみたい」「これは子どもに見せたらギャン泣きする」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻)

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