【阪神】近本光司が今季初の欠場もチームは快勝 岡田監督「今日1日休まそかなと」

ベンチから声援を送る阪神・近本

阪神は27日の中日戦(甲子園)に、8―1で快勝。貧打にあえぐ打線が12安打と爆発した一方で、近本光司内野手(29)は、今季初めてスタメンを外れた。

今季は主軸の離脱などもあり、本職の1番以外にも3、4番を務めていた背番号5だが、6月の月間打率は1割6分7厘と絶不調。前日26日の中日戦(甲子園)でも6タコに終わっていた。岡田彰布監督(66)も、スタメン外となったワケを「ちょっとね、昨日もあんまり内容良くなかったからね。今日1日休まそかなと思って」と説明。

その上で、代役となった島田は2安打1四球の活躍。指揮官は「本当ね、島田がいい仕事したよね」とたたえつつ、次戦のスタメンについては「そんなんわかれへんよ。島田がおこるやろ。皆プロやねんからさ。そこを脅かそうと思って練習してるわけやからさ」と明言を避けた。

悔しい日々が続く近本だが、「チームの勝利はうれしかったです。次に出た時に準備したことを、しっかり出せるかだけだと思います」と言葉に力を込め、球場を後にした。

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