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【UEFA EURO 2024】フランス代表 1-1 ポーランド代表(日本時間6月26日/BVBシュタディオン・ドルトムント)
まさに圧巻の突破だった。フランス代表のFWブラッドレー・バルコラがUEFA EUROデビューとなったポーランド代表との一戦で、一瞬の加速で相手を置き去りにする超絶的なドリブルを炸裂。これにはアベマ視聴者も「三笘ってる」「やべえな」などコメント欄で盛り上がりを見せた。
2023-2024シーズンはパリSGでともに攻撃陣の一角を占めたキリアン・エンバペ、ウスマン・デンベレとともに3トップの左で先発したパルコラが、開始早々にそのクオリティーを遺憾無く発揮した。
ゴールレスで迎えた開始早々の4分だった。左サイドに張っていたバルコラは、DFテオ・エルナンデスからボールを受けると、歩くようにゆっくりと相手DF2人との距離を詰める。右後方にいたエムバペを囮に使い、一気の加速で縦に突破して敵を置き去りにすると、最後は左足でクロスを上げてCK獲得に繋げた。
ABEMAで解説を務めた林陵平氏は、「早速、魅せましたね。スピードの使い分けも上手いですし、タイミングのずらし方も非常に上手いですよね。彼の特徴です」とバルコラを称賛した。
さらにABEMA視聴者も、この突破に注目。「えぐいな」「初速やば」「バルコラまじでえぐいよ、みんな注目しとけ」「縦突破は本当に十八番だよな」「追いつけんわ」「エムバペを囮にした」などコメント欄が盛り上がり、日本代表のFW三笘薫も得意とする位置と抜き方だっただけに「三笘ってる」「三笘かよ」「三笘やん」などの声も上がった。
バルコラはその後も再三に渡り持ち前のスピードとスキルを発揮し、61分までプレー。試合はエンバペとロベルト・レヴァンドフスキがPKを決め、1-1のドロー決着となった。
21歳のバルコラは、2023-2024シーズンはパリSGでブレイクした超新星。これまでA代表経験はなかったが、UEFA EURO 2024に向けてサプライズ招集され、レ・ブルーの隠し玉として期待される。
フランス代表はエンバペやデンベレ、アントワーヌ・グリーズマンなど攻撃陣にスターを擁しているが、このバルコラも決勝トーナメントに向けて楽しみな選手の1人。ベルギー代表と戦うラウンド16(日本時間7月2日)でも必見だ。
(ABEMA/UEFA EURO 2024)