Ryzen AI搭載で“ちょうど良いサイズ”な8.8インチ携帯ゲーミングPC「ONEXPLAYER X1 mini」が8月初旬発売

by AKIBA PC Hotline!編集部

Ryzen 7 8840U搭載のOne-Netbook製8.8インチ携帯ゲーミングPC「ONEXPLAYER X1 mini 国内正規版」が、株式会社テックワンより8月初旬発売。

価格(カッコ内先行予約価格)は16GBメモリ/512GB SSDモデルが149,800円(139,800円)、同1TB SSDモデルが153,800円(146,110円)、32GBメモリ/1TB SSDモデルが168,800円(160,360円)、同2TB SSDモデルが186,800円(177,460円)、64GBメモリ/4TB SSDモデルが228,000円(216,600円)。

なおOne-Netbook公式ストア/ハイビーム公式オンラインストア先行予約者限定で、専用コントローラーのプレゼントや、カバーキーボード+液晶フィルム+専用ケースの「周辺機器セット」20%オフ販売(値引き後価格12,480円)も実施される。

8.8インチサイズで携帯性を高めたONEXPLAYER X1の小型モデル

ONEXPLAYER X1 miniは、同社より発売されている10.95インチ画面搭載の「ONEXPLAYER X1 AMD Edition」の小型モデルにあたる製品。

X1と同様に専用コントローラーと専用カバーキーボード(各10,800円)と組み合わせることで、ポータブルゲーミングPCモード、タブレットモード、ノートブックモードの3in1な動作を謳う。

CPUはRyzen 7 8840Uで、Radeon 780MとNPU(Ryzen AI)を搭載。携帯ゲーミングPCで採用の多い「Z1 Extreme」と比較して、特に低消費電力でのパフォーマンスに優れているという。

16,890mAhの大容量バッテリーとの組み合わせにより、一般的なアプリ作業で8.5時間、ビデオ再生で11時間、ゲームプレイも最大6時間(5W動作時)と1日中使える省電力性を謳う。またバッテリーはUSB PD急速充電対応で、100W GaN充電器が標準で付属する。

メモリとSSDは、LPDDR5x-7500とPCIe 4.0 x4接続M.2 SSDを搭載。SSDに関してはM.2 2230および2242対応で、本体背面の内蔵スタンド下にアクセスパネルを用意し、ユーザー側で交換することが可能となっている。

ディスプレイサイズは8.8インチで、144Hz駆動対応で解像度2,560×1,600ドットのLTPSパネルを採用。タッチ操作対応で、最大輝度は500nit、DCI-P3 97%/sRGB 133%のカバー率を謳う。

競合製品と同サイズのディスプレイとなったことで、同社の「ONEXPLAYER X1」および「ONEXFLY」の中間のサイズで、「携帯性と画面サイズどちらも重視したいユーザーに最適な大きさ」であるとしている。

ONEXPLAYER X1(上)とONEXPLAYER X1 mini(下)

インターフェイスはUSB 4×2、USB 3.2、OCuLink、microSDカードスロット、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、6軸ジャイロ、Webカメラ、Harman AudioEFXステレオスピーカーなど。

WebカメラはWindows Hello対応で、電源ボタンにも指紋認証センサーを内蔵する。

本体サイズは約210.6×129.2×20mm、重量は約710g。

都内で開催された記者発表会にはOne-Netbook CEOのJack Wang氏も来日した

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