超巨大な中国女子バスケ17歳の“リアルな身長”はいくつ? 地元メディアからは「228cmだ」「すでにヤオ・ミンより大きい」と衝撃の情報も

現地6月26日、中国で開催されている女子バスケットボール「FIBA U-18女子アジアカップ」のグループステージ最終戦でU-18日本女子代表は地元・中国と対戦した。81―97で敗れて通算成績を2勝1敗としたが、グループを2位で通過。現地28日に行なわれる台湾とのプレーオフに勝てば準決勝進出となり、同時に来年行なわれる「FIBA U-19女子ワールドカップ」の出場権も掴む。

若き日中戦で最大の話題をさらったのはほかでもない、大会新記録となる44得点を叩き出した中国の17歳、チャン・ツーユウだ。220センチという規格外のサイズを誇りながら、シュートにリバウンドなど攻守両面でフル稼働して勝利に貢献。試合後のインタビューでは「こんなに点が決められるとは思わなかったので嬉しい。このチームで優勝を飾りたい」と殊勝に話した。

FIBA(国際バスケットボール連盟)がSNS上で彼女のプレー動画を紹介すると、衝撃は瞬く間に世界へ拡散した。圧倒的なプレゼンスに「もはや超人類だ」「冗談にしか思えない」「上手いも下手も44点は凄まじい」「ジャンプする必要さえないんだな」「怪我が心配。危険すぎるサイズだ」など、コメント欄は驚きの声で満たされている。

中国国内でも一斉に主要メディアが取り上げてニュースが急増。するととあるデータに関して情報が錯綜している。FIBAは公式サイトでチャン・ツーユウの身長を「220センチ」と明記しているが、中国の国営通信社である『新華社』は「223センチ」として報道。さらに中国版のウィキペディアのひとつである『百度百科』ではなんと「228センチ」と記されている。
中国スポーツサイト『捜狐体育』も「228センチ」で扱っており、「すでに226センチのヤオ・ミンより2センチ大きい。ネットユーザーの間では早くから“女性版ヤオ・ミン”と呼ばれてきた」と伝えている。かつてNBAで活躍し、現在は中国バスケットボール連盟の会長を務めるスーパーレジェンド、あのヤオ・ミン氏の身長をも上回っているというのだ(ただNBA公式サイトはヤオ・ミン氏の身長を229センチと表記)。まだ成長途上のチャン・ツーユウだけに、どの数字が正しいのかは判然としない。

U-19女子ワールドカップの出場権を確保している中国は、今大会の準決勝で韓国vsニュージーランド戦の勝者と対戦。日本はプレーオフで台湾を下し、準決勝でオーストラリアをも撃破して、おそらくは中国が進出してくるだろう決勝の舞台でリベンジを果たしたい。

構成●THE DIGEST編集部

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