注文者はリスク情報個人事業者に提供へ 厚労省が指針策定

厚生労働省は、「個人事業者等の健康管理に関するガイドライン」を策定した。注文者などが実施する項目では、個人事業者などに安全衛生教育や健康診断に関する情報の提供、受講・受診機会の提供で配慮することを求めている。

ガイドラインは、注文者が自らも行う仕事の一部を個人事業者などに注文する場合や、個人事業者などに注文する仕事の安全衛生について一定の知識を持っている場合は、危険有害情報の内容、健康障害リスクや健康障害防止対策などに関する情報提供を行うことを明記。教習機関や健康診断を行っている機関の紹介や受講・受診のための時間の確保なども挙げている。

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