クラブ公式SNSが長谷川唯をピックアップ
なでしこジャパン（サッカー女子日本代表）のMF長谷川唯は、イングランドのマンチェスター・シティ女子チームで中核を担う選手として重宝されている。その様子が伝わるクラブ公式のSNS投稿が話題を呼んだ。
2023-24シーズンはリーグ戦を2位で終えたクラブで22試合に出場。3アシストを記録した。クラブは優勝を逃したが、英紙「デイリー・テレグラフ」のベストイレブンにも選ばれるなど、ボランチでチームの底を支えた長谷川の貢献度は大きく評価されている。
なでしこジャパンでも長年活躍する長谷川は、23年のオーストラリアとニュージーランド共催ワールドカップ（W杯）でチームを牽引して日本のベスト8入りに貢献。またフランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が選出する同年のバロンドール候補にもノミネートされた。
そんな長谷川にシティ公式インスタグラムも注目。「彼女のおかげで私たちは今のプレースタイルができる。本当に頭のいい選手だ」と記し、2023-24シーズンのプレーを振り返りつつ日本人MFを絶賛している。
卓越した戦術眼や持ち前の高いボールスキルが際立つ映像には、スタッフや同僚のものと思われる称賛の言葉が多数紹介された。「彼女のボールの扱いは本当に見事」「ユイはピッチ内外で本当にすごい選手。どんな人にでも笑顔をもたらしてくれる。とても可愛い子よ」といったコメントからは、長谷川の重要度が伝わってくる。
映像の中にはプレーのほか、SNS上で話題となったチームメイトとのゴールパフォーマンスのシーンも。イングランド女子代表FWクロエ・ケリーと舌を出しダブルピースを披露する瞬間には、当時「奇跡の一枚」「仲良し」「代表戦でもやってほしい」といった声が多く上がっていた。
24年の1月23日には、シティが長谷川と2027年まで2年間の契約延長を発表。来季以降も世界的な活躍が期待される長谷川は、チームでも特に愛される選手としてピックアップされていた。（FOOTBALL ZONE編集部）
