韓国の青年人口の5人中4人が未婚、30~34歳の未婚は20年前の3倍に=韓国ネット「国への復讐」

27日、韓国・デジタルタイムズは「韓国の青年人口の5人中4人が未婚であることが分かった」と伝えた。写真は韓国。

2024年6月27日、韓国・デジタルタイムズは「韓国の青年人口の5人中4人が未婚であることが分かった」と伝えた。

記事によると、韓国の総人口に占める青年世代の人口の割合は、1990年に31.9%でピークに達した後、低下し続けている。20年には青年人口の割合が20.4%にまで低下した。この勢いが続いた場合、50年には11.0%まで低下するとみられている。

これにより青年世代の婚姻率も低下し続け、20年時点で81.5%(男性86.1%、女性76.8%)が未婚となっている。

未婚率が最も急速に上昇した年齢帯は30~34歳だった。20年の未婚率は56.3%で、20年前(18.7%)の約3倍に上昇したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「家賃が80万ウォン(約9万2000円)なのに月給は200万ウォン(約23万1000円)。自分の生活でいっぱいいっぱいだから結婚や子どものことまで考えられない」「まずは住宅価格から常識的な水準に正常化してほしい」「20~30代が国に対して最高の復讐をしている。非婚と非出産チャレンジだ」「ニュースを見ると、この国で子どもを産みたいなんて思えない。常識と正義が死に、差別が横行する国では子どもを育てたくない」「結婚は必須ではなく選択。結婚したからといって幸せになれるわけではない」「1人で気楽に暮らそう。1人で暮らすには最高の国だよ」「これからは未婚がデフォルトの時代だ」「結婚せず、同居しながら犬を飼う若者が増えている。これは大変な問題だ」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本)

© 株式会社 Record China