藤ヶ谷太輔×奈緒ダブル主演『傲慢と善良』本予告映像公開 主題歌はなとりの新曲「糸電話」に決定

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映画『傲慢と善良』の本予告映像とメインビジュアルが公開された。

本作は、発行部数が100万部を突破している辻村深月による同名小説を原作とした実写映画。この小説に出会ったときから衝撃を受け、「人生で一番好きな小説」と映画化を熱望する藤ヶ谷太輔、そして「辻村作品に出演するのが夢だった」と語る奈緒がダブル主演を務め、ラストには映画版ならではのオリジナル展開も待ち受けている。

これまで仕事も恋愛も順調だった架(藤ヶ谷)は30代になり、長年付き合った彼女にフラれたことをきっかけに、マッチングアプリで婚活を始める。そこで出会った控えめで気の利く真実(奈緒)と付き合い始め、やがて婚約することに。だが順風満帆なように見えたふたりの関係は突如、真実の失踪という形で急展開を迎える。なぜ彼女は架の前から姿を消したのか。両親、友人、同僚、過去の恋人を訪ね、真実の居場所を探す架だったが、これまで“善良”だった彼女の“傲慢”な姿が次第に明らかになっていく――。

公開された映像では、ストーカーに追われ怯える真実の姿や、寝ている架の横で「ちゃんと愛してよ」と本音を漏らす場面が収められ、真実に起きた事件の片鱗が見え始める。さらに、架が真実の過去を探る中で知り合ったお見合いの仲人から、「今の日本の婚活は傲慢と善良。自分の価値観に重きを置きすぎで、皆さん傲慢です。その一方で自己愛がとても強い」と告げられるシーンなど、心に刺さる印象的なセリフの数々が散りばめられている。

また主題歌は、2022年5月にリリースされた「Overdose」がストリーミング再生4億を突破、Spotifyのバイラルチャートではベトナム、マレーシア、シンガポール、韓国、タイで1位を獲得するなど、海外からも熱い視線を浴びるアーティスト・なとりの新曲「糸電話」に決定。唯一無二の歌声と、エレクトロから、バンド、和楽器まで扱うジャンル感を併せ持ち、作詞・作曲アレンジまでをこなす音楽クリエイターが繰り出す「糸電話」は、傷つきながらもすべてをさらけ出し、本当の愛を見出そうとする架と真実の心情を表現した1曲だ。

予告編を通して初めて楽曲に触れたふたりは「アップテンポの楽曲で、(予告は)ミステリーから始まって後半にかけてのふたりのラブストーリーが盛り上がってくシーンにもぴったりはまっていて、とてもよかった!」と口をそろえて太鼓判を押した。なとりは今回の楽曲に込めた想いについて、「大切な人との関係を“人”と“人”という距離のままで諦めたくないなぁと思いながら作りました。か細い糸のような運命を手繰り寄せて生きていく架と真実のふたりに渡したい歌です。ぜひ、聴いてください」と語っている。

さらに、失踪した真実の現在と過去を知る手がかりとなる重要なキャラクターとして、倉悠貴、桜庭ななみ、阿南健治、宮崎美子、西田尚美、前田美波里の出演が決定した。

■辻村深月 コメント この小説の映画化はきっと無理だろう、とずっと思ってきました。きれいなラブストーリーにすることはできるかもしれない。だけど、この小説の根底にある主人公たちの痛さや切実さが映像になるとは到底想像できなかったのです。だから、完成した映画を観て、とても驚きました。よくぞここまで彼らのことを理解し、心に迫ってくれたと感動し、大きな感謝に包まれました。作中の架と真実も、きっと同じ気持ちだと思います。

映画『傲慢と善良』本予告映像

<作品情報>
映画『傲慢と善良』

9月27日(金) 公開

公式サイト:
https://gomantozenryo.asmik-ace.co.jp

(C)2024 映画「傲慢と善良」製作委員会

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