川と海の生き物を調査だ!岐阜市科学館夏の特別展 描いた魚を投影するコーナーも、前売り券1日発売

川と海の生き物をテーマにした夏の特別展をPRする関係者=岐阜市役所

 岐阜市科学館(同市本荘)で7月20日~9月1日に開催される夏の特別展「わくわく川と海のワンダーランド」の前売り券の販売が7月1日から始まる。地元漁師などの協力を得て長良水系や海の生き物を生体展示するほか、プロジェクションマッピングなどデジタル技術を利用した体験コーナーもあり、親子で楽しみながら環境問題について学ぶことができる。

 市、岐阜新聞社、岐阜放送でつくる実行委員会が主催。「結の舟」代表の川漁師平工顕太郎さんや、羽島北高校生物部OBで昆虫の飼育や環境教育に取り組む志知良樹さんが監修し、外来種を含む水生昆虫や魚などを生きた状態で展示する。描いた魚がスクリーンで泳ぐ「おえかきパラダイス」や砂に映像を投影する「ペイントすなば」などがあり、幼児も遊びを通して魚に親しむことができる。

 また8月30日~9月1日には、午後8時まで開館時間を延長する「夜の特別展」も開催予定。小森康博館長は「楽しみながら持続可能な開発目標(SDGs)について家庭で話すきっかけにしてもらえたら」と話している。

 前売り券は高校生以上が650円、3歳~中学生以下が300円、販売は7月19日まで。同館、岐阜新聞販売店、マーサ21のほか、チケットぴあでも購入できる。問い合わせは市科学館、電話058(272)1333。

© 株式会社岐阜新聞社