今年5月の有効求人倍率「1.24倍」で2か月連続減 物価高で転職希望者など背景に求職者増加

今年5月の有効求人倍率は「1.24倍」で、2か月連続で減少しました。物価高で転職を希望する人などがいて、求職者が増えています。

厚生労働省によりますと、仕事を探している人1人に対し何人分の求人があるかを示す今年5月の有効求人倍率は「1.24倍」で、前の月から0.02ポイント減り、2か月連続で減少しました。

物価高で、より良い給料を求めて転職やダブルワークを希望する人などがいることから、求職者数は前の月から1.9パーセント増加しました。

一方で、企業からの新規の求人は原材料の価格が高騰している影響などから前の年の同じ月と比べて、「製造業」で7.4パーセント、「建設業」では3.4パーセントの減少となりました。

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