寒川神社 注連縄を2年ぶり新調 6月30日は「茅の輪神事」も 茅ヶ崎市・寒川市

1日かけて掛け替えが行われた=寒川神社、6月20日

寒川神社本殿の大注連縄(おおしめなわ)が6月20日、約2年ぶりに新調された。

注連縄とは、神域と現世を区別するもので、悪気が入り込まないよう社殿の入口などに張られるもの。新年に向け秋ごろに新調されることが多かったが、同社では6月30日に行われる「水無月大祓(夏越の大祓)」や7月の浜降祭を新しい注連縄で迎えようと、数年前からこの時期に掛け替えている。

大注連縄はすべて職人による手作業で、約1カ月かけ製作された。長さ約14・5m、重さは1tにおよぶ。

ぐるり厄除け

6月30日(日)午後2時からは、「水無月大祓式・茅の輪神事」が同社境内で開催される。

知らず知らずのうちに身についた罪や穢れを祓い、次の半年間を平穏に過ごせるよう祈念する神事。茅の輪はチガヤと呼ばれる植物で編まれ、その輪をくぐることで無病息災が祈念される。同社境内には、直径2・4mの茅の輪が設置される。

詳細は寒川神社【電話】0467・75・0004へ。

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