兵庫県姫路市で28日、高齢の男性が路上で血を流して倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが意識不明の重体です。付近には血のついた包丁が見つかり、警察が詳しい経緯を調べています。
28日午前7時ごろ、姫路市京口町の路上で、通行人の男性が「高齢の方が店の前で倒れている」と119番通報がありました。
倒れていたのは70~80代くらいの男性で、病院に搬送されましたが意識不明の重体です。
警察によりますと、男性は腹部から血を流していて、近くには血の付いた包丁が見つかったほか、タオルや傘が落ちていたということです。
警察は男性の身元の確認を進めるとともに、事件性の有無を含め、付近の防犯カメラを調べるなど、詳しい経緯を調べています。
現場は世界遺産「姫路城」から東に約1キロのエリアで、JR播但線・京口駅すぐ近くの「西国街道」に面した歩道です。