マイクロソフトとAmazonが、ストリーミングプレーヤー Fire TV Stick 4K向け Xbox アプリの提供とXboxクラウドゲーム対応を発表しました。
3つの新Xbox発表。Xbox Series Xはディスクレスの白と2TBスペシャルエディション、Xbox Series Sは1TBホワイト追加
7月以降、日本を含む世界25カ国で、Fire TV Stick 4KのXboxアプリでXbox Game Passのゲームがストリーミングで遊べるようになります。
市販のBluetooth対応コントローラを接続すれば、Xboxゲーム機本体がなくても、Starfieldやマインクラフト、ペルソナシリーズ、パルワールド、HaloやGears of Warシリーズ、各種スポーツゲーム等々、遊び放題サービス Xbox Game Pass 加入者は数百タイトルをストリーミングで遊べるようになります。
Xbox Game Passにはアマゾンがドラマ化して高い評価を得た『フォールアウト』のシリーズ作品も収録済み。10月になれば、人気シリーズ Call of Duty最新作 Black Ops 6が一般発売と同時に遊べることになります。
Xbox クラウドゲームは、定額遊び放題サービス Xbox Game Pass の全部入りプラン Ultimate 加入で使える機能。
ゲームをローカルのゲーム機やPCで動かすかわりにクラウドサーバ上で走らせ、操作の結果を映像としてストリーミングすることで遊ぶ仕組みです。
コントローラ信号とゲーム映像がインターネットを行き交う原理的に遅延があるため、特にネット回線の品質が高くない場合、一瞬の反応を争う対人戦などには不向き。
逆に回線品質が良ければ、またはゲームによっては、手元のゲーム機で動いているとしか思えないほど自然にプレイできることも。
ゲームはクラウド側にあるため、大作でもダウンロードやインストールの手間なくさっと試せること、セーブデータもクラウド保存なのでどこでもすぐに続きが遊べるといった利点もあります。
Xboxクラウドゲームは以前からスマホアプリやPCアプリ、ブラウザ経由で遊ぶことはできました。
テレビ向けにはサムスンのスマートテレビにクラウドゲーム対応Xboxアプリを提供してきましたが、新たに Fire TV Stick 4Kに対応することで、さらに手軽に多くの環境で Xbox Game Passのゲームが遊べるようになります。
必要なものは、
Xbox Game Pass Ultimate の加入料金は一か月1210 円。アマゾンのプリペイドコードでは今のところ1089円。
とりあえず試したい場合は、100円で最初の14日は遊べる施策も実施しています。
「Xbox本体がなくても」といっても、クラウドゲームが遊べる Xbox Game Pass最上位プラン加入者は、すでに Xbox本体を持っていてゲームパス生活を満喫している可能性が高く、ストリーミングも必要に応じて Xbox本体で利用していそうですが、ゲーム機より軽くて手軽、多く普及している Fire TV Stick 4K で「も」遊べるのは魅力的。
遅延が気になるタイプのゲームや場面を真剣に遊ぶにはゲーム機やPCを使うとして、別の部屋の大画面テレビや、Fire TV Stick 4Kを持ち歩いて出かけた先ではクラウドで、カジュアルに遊ぶといった使い分けができるのは便利です。
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