カブスが延長戦を制す 今永6回5安打3失点、鈴木2安打1打点

【カブス5-3ジャイアンツ】延長10回タイブレーク@オラクル・パーク

日本時間6月28日、4連敗中のカブスは敵地オラクル・パークでのジャイアンツ4連戦の最終戦を迎え、延長タイブレークの末に5対3で勝利。連敗を4で止めるとともに、4連戦のスイープ負けを回避した。カブス先発の今永昇太は6回93球を投げて被安打5、奪三振3、与四球2、失点3と試合を作り、4番手のヘクター・ネリスが7勝目(2敗)、5番手のポーター・ホッジがメジャー初セーブを記録。ジャイアンツ6番手のルーク・ジャクソンは決勝弾を浴び、2敗目(4勝)を喫した。

カブスは先発の今永が2回までジャイアンツ打線を無安打に封じるなか、3回表にニコ・ホーナーの3号2ランと鈴木誠也のタイムリー三塁打で3点を先制。今永は3回裏無死1・2塁のピンチを無失点で切り抜けるなど、5回まで3点のリードを保っていたが、6回裏二死1・2塁からホルヘ・ソレアのタイムリー二塁打、自身の暴投、ルイス・マトスのタイムリー内野安打で同点に追いつかれ、6回5安打3失点で降板した(防御率3.07)。試合は同点のまま延長タイブレークに突入し、カブスは10回表一死2塁からイアン・ハップの10号2ランで勝ち越しに成功。5対3で勝利し、4連戦のスイープ負けを回避した。

カブスの鈴木は「4番・左翼」でスタメン出場し、2回表先頭の第1打席で見逃し三振に倒れたあと、3回表二死1塁の第2打席でライトへのタイムリー三塁打。5回表二死2塁の第3打席は空振り三振に終わったが、8回表先頭の第4打席はレフトへ二塁打を放った。10回表の先頭打者として迎えた第5打席はサードゴロに打ち取られ、5打数2安打1打点。5試合ぶりのマルチ安打を記録し、今季の打撃成績は打率.266、出塁率.337、OPS.796となっている。

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