どんな料理にも合う「万菜ラガー」商品化 西予の米香るビール 農家と大洲の醸造所開発

西予市産の米を使ったクラフトビールをPRする関係者ら

 愛媛県大洲市大洲のクラフトビール醸造所「臥龍醸造」が今夏、西予市特産の米を使ったクラフトビール「万菜(ばんざい)ラガー」を商品化した。麦芽に加え、同市の米農家4人による会社「田力本願」が作る米を使い、華やかな香りのプレミアムラガーを製造。関係者は「どんな料理にも合う爽やかな味を楽しんで」とPRしている。

 麦芽とホップに田力本願が作る「ひめの凜(りん)」と酒米の松山三井をブレンドして製造。同醸造所によると「日本酒の醸造工程を参考にした」という独自の製法により、すっきりとした味わいながらも米の香りを存分に感じられる「西予の味」が完成した。

米の香りが特徴的なクラフトビール「万菜ラガー」

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