食べても、大丈夫? 潮干狩りに東京都が注意喚起!

※写真はイメージ

春から夏にかけて、海水浴場などで解禁となる、潮干狩り。

決められた海岸の区画で、気軽に自分の手で貝が採れるとあって、子供に体験させる親もいるでしょう。

しかし、潮干狩りをする場所や採る貝によっては、細心の注意を払わなければいけません。

採った貝を食べる時の注意ポイントは?

東京都保健医療局は、ウェブサイトを通じて、潮干狩りをする時の注意喚起を掲載しています。

・主にアサリなどの二枚貝は、海域に有毒プランクトンが発生すると、貝毒を蓄積することがあります。また、巻貝の中にはもともと毒を持つものがあります。

・潮干狩りなどで二枚貝を採取するときは、事前に周辺海域の貝毒の発生状況を確認しましょう(例:インターネットで「自治体名+貝毒」と検索)。

・貝毒の発生状況が確認できない海域の二枚貝や種類がよくわからない貝は、食中毒予防のため、採らない、食べないようにしましょう。

潮干狩りの定番ともいえるアサリのような二枚貝は、海に発生した有毒プランクトンによって、貝毒を蓄積してしまいます。また、もともと毒を持つ貝もあるのだとか。

対策としては、潮干狩りに出かける前に、インターネットで『自治体名+貝毒』と検索すると、各地の貝毒の発生状況が分かります。

もしも、検索でヒットした場合は、その場所で潮干狩りをすることを避けるようにしましょう。

インターネットで検索しても、貝毒の発生状況が分からなかったり、貝の種類が判別できなかったりした時には『採らない』『食べない』ことが、食中毒の予防につながります。

せっかくの潮干狩りを存分に楽しむために、東京都保健医療局の解説を参考にしてみてください。


[文・構成/grape編集部]


出典

東京都保健医療局

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