選手宣誓は盛岡南主将 夏の高校野球岩手大会7月10日開幕

 第106回全国高校野球選手権岩手大会(県高野連など主催)の組み合わせ抽選会が27日、盛岡市の都南文化会館で開かれ、63校55チームの対戦カードが決まった。大会は7月10日に同市のきたぎんボールパークで開幕し順調に日程が進めば25日に決勝が行われる。

 抽選会では春季県大会を制し東北大会でも優勝した花巻東をはじめ、盛岡大附、大船渡などシード8校に続き、各チームがくじを引いた。夏連覇を狙う花巻東の初戦は15日で盛岡四―花巻農の勝者と決まった。シード校の水沢商は16日、一関学院と専大北上は17日に初戦を迎える。

 選手宣誓は統廃合に伴い出場が最後となる盛岡南の下田大地主将(3年)に決まり、「盛岡南高最後の夏として支えてくださった皆さんへの感謝を伝えるとともに、統合に向けての決意や統合する不来方高の思いも背負って選手宣誓をする」と語った。

© 岩手日日新聞社