藤田寛之が首位発進 宮本勝昌65位/全米シニアオープン

藤田寛之が全米シニアオープンの舞台で首位発進を決めた(USGA)

◇シニアメジャー第3戦◇全米シニアオープン 初日(27日)◇ニューポートCC (ロードアイランド州)◇6954yd(パー70)

5月「全米シニアプロ」に続く今季米シニア(チャンピオンズツアー)メジャー2戦目となる藤田寛之が、大会初日をボギーなしの7バーディ「63」でプレー。7アンダーでリチャード・グリーン(オーストラリア)と首位に並ぶ絶好のスタートを切った。

藤田は73位で終えた前年大会に続く2度目の出場。この日の平均飛距離はフィールド156人中で112位ながら、フェアウェイを外したのは1度のみ。パーオン率も89%(16/18)と高い数値をマークし、持ち味とするショットの精度をバーディ量産につなげた。「全米オープンはレギュラーの時から出ていた。世界一の大会だと思っていた。ここに来ることがとにかく幸せだった」と語る舞台。「アイアンショットと、チャンスに付いたときのパッティングが良かった」と滑り出しにまずは納得した。

6アンダーの3位に、地元ロードアイランド州出身のビリー・アンドレード。5アンダーの4位にスティーブン・エイムズ(カナダ)。4アンダーの5位にパドレイグ・ハリントン(アイルランド)、ジェフ・マガート、スティーブ・ストリッカーら歴代覇者が続いた。

連覇と大会3勝目がかかる66歳のベルンハルト・ランガー(ドイツ)はイーブンパーの43位。

大会初出場の宮本勝昌は1バーディ、2ボギーの「71」で1オーバー65位。同じく初挑戦の増田伸洋は2バーディ、9ボギーの「77」とし、7オーバー135位と出遅れた。

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