2023年に県産ブランドが誕生「常陸乃国いせ海老」に注目
親潮と黒潮が交差して流れる茨城県沖は、全国屈指の漁場。中でも近年注目を集めているのが、イセエビです。2023年に「常陸乃国いせ海老」という名でブランド化された魚種です。その魅力を紹介します。
取材協力=茨城県農林水産部 漁政課
「常陸乃国いせ海老」とは
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茨城県沖では近年、イセエビの漁獲量が増加。他の産地と比べて、大きいサイズのものが多く獲れるのが特長です。ブランド化にあたっては、その大きさに着目。大ぶりで美しさを兼ね備えたものを、「常陸乃国いせ海老」として認定しています。
【特長】
盛漁期は、7月~9月
透明感があり、ぷりっと肉厚。ほんのり甘みのある味わい
刺身はもちろん、鉄板焼きや天ぷら、アクアパッツァもおすすめ
鮮度の良いまま凍結された冷凍品が流通。年間を通して楽しめます
夏が旬の水産物は他にも
しらす
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茨城県は全国でも有数のしらすの生産地で、特に「しらす干し」は県を代表する加工品です。口当たりの良いフワッとした食感はもちろん、カルシウムやビタミンDなどの栄養が豊富で、子どもから高齢者まで幅広い年齢層におすすめです。
4月~11月、最盛期は9月~11月
イワガキ
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手に取ってまず驚くのは、そのサイズ感。大きな身でプリプリとした食感と磯の香りを堪能できます。漁獲方法は、男性(漁業者)による素潜りで、茨城の“あま”は男性のみだとか。
旬は、6月~8月中旬
本来の味と食感を楽しめる生食や焼きで食べるのがおすすめ
水戸市にある老舗日本料理店に聞く 「茨城の水産物」の魅力は?
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山口楼
社長 山口晃平さん
常陸乃国いせ海老を筆頭に鮑(アワビ)や平目などどれも質が高く、新鮮な旬の幸を仕入れられますので、お客さまには大変喜んでいただけます。
7月~9月「常陸乃国いせ海老」を楽しめる飲食店フェア開催
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茨城県内だけでなく、東京都など県外のさまざまな飲食店で、常陸乃国いせ海老を使ったメニューを提供します。この機会にぜひ味わって!