電動アシスト自転車 非純正バッテリーの火災に注意

電動アシスト自転車などで使用されるバッテリーの中でも、安価で入手しやすい非純正バッテリーでの火災が増加しているとして、NITE=製品評価技術基盤機構が注意を呼びかけています。

電動アシスト自転車のバッテリーを充電中、白い煙が立った次の瞬間…大きな音を立て火が出ました。

NITEによりますと、電動アシスト自転車のほか、充電式の電動工具や掃除機などでの「非純正バッテリー」の事故が2014年から去年までの10年間で増えていて、235件発生しているということです。そのうち95%以上が火災事故で、中には建物が全焼したケースもあったということです。

バッテリーには可燃物の液体が含まれていて、発火すると大きな火災になる恐れがあり、NITEは、非純正バッテリーは純正品に比べて低価格なものが多いものの、バッテリーの安全対策や品質管理が不十分である可能性が高いとして注意を呼び掛けています。

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