まるで「アビイ・ロード」!? 横断歩道での車の一時停止率向上へ 新CMの撮影

とちぎテレビ

信号機のない横断歩道での車の一時停止率をさらに向上させようと、新しいCMの撮影が行われました。

この日は、壬生町の獨協医科大学の前の町道でCMの撮影が行われ、小学生から高齢者までの男性あわせて4人が、横断歩道を歩くシーンなどを撮影しました。

日本自動車連盟・JAFが2018年に行った信号機のない横断歩道の一時停止率の調査で栃木県は0.9%と全国ワーストでした。

この結果を受けて栃木県警と栃木県交通安全協会は「止まってくれない栃木県」の脱却に向けて、毎年、啓発のためのCMを制作しています。

さまざまな取り組みによって停止率は、おととし(2022年)44・9%と、全国22位に上がると去年(2023年)は74・8%と全国3位にまで急上昇しています。

今回制作されたCMのテーマは「ずっと止まれる栃木県」。

イギリスのロックバンド、ビートルズのアビイ・ロードのアルバムのジャケットを意識して作られていて、歩行者が横断歩道を安全にわたれるよう、願いが込められています。

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