湘南台在住 神山大地さん 硬式野球ポニーリーグ日本代表で来月世界大会出場 藤沢市

アジア予選のホームランボールを手に大会への意気込みを語る神山さん

世界50か国が加盟する中学生の硬式野球リーグ「ポニーリーグ」の世界大会(U-12)に7月下旬、湘南台在住の中学1年生、神山大地さん(12)が日本代表選手として出場する。アジア予選では持前の長打力でチームの勝利に貢献。「次は世界一になりたい」と意気込んでいる。

身長176cm、ポジションはセンター。数カ月前まで小学生だったとは思えない体躯で7日までフィリピンで行われたアジア予選では主軸の3番を担った。

準々決勝では2度、準決勝と決勝ではそれぞれ1度、本塁打を量産。特に台湾と対峙した決勝戦では初回に2ランを放ち、1点差で迎えた最終回には値千金の同点打で窮地を救った。出塁後は後続の安打で本塁へ。逆転走者となり、仲間から歓喜で迎えられた。「最高に気持ち良かった。優勝できて本当にうれしい」と笑顔を見せる。

湘南台中学校に在学。野球は小学3年生から本格的に始め、小学生時代は藤沢リトルリーグ、中学校からは相模原市を拠点にするSKポニーリーグに所属する。

世界大会は米テキサス州で7月26日から始まる。初の世界戦に向け、神山さんは「向こうの投手は球が早いと思うけど、むしろ得意。バッティングでチームの勝利に貢献したい」と闘志をみなぎらせた。

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