「殺人容疑」へ変更求め署名提出 大分・別府ひき逃げ事件遺族ら

八田与一容疑者(大分県警提供)

 大分県別府市で2022年6月に起きた大学生2人死傷ひき逃げ事件で、道交法違反容疑で警察庁が重要指名手配した八田与一容疑者(27)について、遺族や支援者が28日、殺人と殺人未遂容疑への変更を求める署名を、別府署に提出した。

 遺族は「時効のない殺人罪と殺人未遂罪に早く切り替えて、全国での全力捜査、事件の早期解決を望みます」とのコメントを28日までに公表した。昨年9月、殺人などの容疑で県警に告訴している。

 事件は22年6月29日に発生。八田容疑者の軽乗用車が制限速度を大幅に超える速度でバイク2台に追突し、男子大学生1人=当時(19)=が死亡、別の男子大学生1人が負傷した。

© 一般社団法人共同通信社