「Apple Vision Pro」本日28日発売、Apple 表参道の様子は?

by 松本 和大

アップル(Apple)のゴーグル型デバイス「Apple Vision Pro」が、本日28日に日本で発売された。Apple 表参道には、製品デモを予約した人が訪れた。

この日、Apple 表参道は“特別な営業時間”として朝8時に開店した。天気はあいにくの雨。それも大きな粒が降り注ぐ豪雨だったが、デモを予約した10人程度が並んだ。

開店前にはスタッフが集まり、カウントダウンをする場面も。革新的なデバイスの発売を盛大に祝うような雰囲気があった。

開店前のカウントダウン
来店した人を迎え入れる

Apple Vision Proは、米国で2月に発売されたゴーグル型デバイス。そこから約5カ月が経ち、日本でも手に入るようになった。

空間コンピューティングとして、デジタルコンテンツと現実空間のシームレスな融合をうたう。仮想空間上に浮かぶアプリのアイコンを見たり指でタップしたりして選択するなど、まったく新しい体験が実現するとしている。

Apple Vision ProをApple Storeで購入するには、デモの予約が必要となる。オンラインまたはApple Storeのアプリでも購入でき、価格は59万9800円~。

Apple Storeでは、スペシャリストと一対一で製品デモを体験できる。デモを受けた上で、購入するかどうかを決めることになる。

日本で初めての購入者となった男性は、「新製品はだいたい発売日にApple 表参道で買っている」とコメント。Tシャツの前面にはおなじみのリンゴマーク、背中には「Apple Store Omotesando」のプリントがあり、確かな“Apple愛”が感じられた。

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