ヤンキース9失点大敗で4連敗 勝率差でオリオールズに抜かれる

【ヤンキース2-9ブルージェイズ】@ロジャース・センター

日本時間6月28日、「サブウェイ・シリーズ」の2連戦でメッツにスイープ負けを喫したヤンキースは敵地ロジャース・センターでのブルージェイズ4連戦がスタート。その初戦は先発のカルロス・ロドンが2回までに8失点と炎上し、2対9で大敗を喫した。ヤンキースは4連敗となり、オリオールズに勝率差で抜かれて地区2位に後退。ブルージェイズ先発のホセ・べリオスが7回2安打2失点で7勝目(6敗)をマークし、ロドンは5回10安打8失点で5敗目(9勝)を喫した。

1回表二死1・2塁の先制機を生かせなかったヤンキースは、先発のロドンが立ち上がりからブルージェイズ打線に捕まり、ブラディミール・ゲレーロJr.のタイムリー二塁打、ジャスティン・ターナーのタイムリー、ジョージ・スプリンガーの7号3ランで一挙5失点。2回裏にもスプリンガーに8号3ランを浴び、大量8点のビハインドとなった。5回表にトレント・グリシャムの5号2ランで2点を返し、3回以降立ち直ったロドンもなんとか5イニングを投げ抜いたが、6回裏には2番手のフィル・ビックフォードがゲレーロJr.に11号ソロを被弾。打線もわずか3安打と元気がなく、2対9で敗れた。

日本時間6月13日の試合が終了した時点で49勝21敗、勝率.700と驚異的な強さを見せていた今季のヤンキースだったが、それ以降の13試合で3勝10敗と急失速。開幕から好投していたルイス・ヒル、ロドンといった先発投手の勢いに陰りが見え始めているだけでなく、ようやく戦列復帰を果たした大黒柱のゲリット・コールもまだ本来のパフォーマンスを取り戻せていない。2年ぶりのポストシーズン進出に向けて、ヤンキースが正念場を迎えている。

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