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ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)との対戦を拒否し、批判が噴出しているWBO&IBF同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)を対戦相手が擁護した。
井上が5月に初防衛した試合後、リング上で握手をかわし、次期挑戦者となったグッドマンは7月に試合があることからモンスターとの対戦を断り、12月の顔合わせを希望した。この決断に関係者や評論家、SNSやネット上で「井上が階級を上げることを期待している」「井上とやることに恐れている」「彼は逃げたんだ」などと批判の声が多く出ていた。
こうした状況の中、海外メディア「SportingNews」によると、7月10日にグッドマンと対戦するWBC同級8位チェイノイ・ウォラワット(タイ)が「サムの考えに同意する。井上選手と戦うのは簡単ではないから、スピードとパンチの重さの点で井上選手に近い相手を見つけなければならない」とし「彼はアジアのスタイル、あるいは似たスタイルを試してみたいと思っているからだ。だからウオーミングアップのための予選か何かになるかもしれない」と指摘。あくまで井上戦に備えた対応と分析していた。
ただチェイノイは「私も準備してきたので彼もリスクを背負っている。私もいつかは井上選手と戦いたい」と語り、グッドマンを倒して井上の挑戦権を手にする構えでいた。