伊藤洋輝のバイエルン加入で〝押し出された〟オランダ代表DFデリフトがマンU入りへ

マタイス・デリフト(ロイター)

イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドがドイツ1部の強豪バイエルン・ミュンヘンの主力のオランダ代表DFマタイス・デリフト(24)の獲得に動いている。

ドイツメディア「スカイスポーツ」に所属するBミュンヘンの事情に詳しいフロリアン・プレテンベルク記者はX(旧ツイッター)を更新し「マタイス・デリフトがマンチェスター・ユナイテッドの今夏の移籍ターゲットであることが明らかになり、また確認された!この24歳の若者はクラブ内で議論されている選手の一人」と指摘した。

その上で「エリック・テンハグ監督は今でもデリフトを熱望している。マンUからのオファーはまだない。Bミュンヘンとデリフトの具体的な話し合いは欧州選手権後に行われるだろう」と投稿。マンU側は、このオランダ代表DFを「現段階で」5000万ユーロ(約86億円)と評価しているという。

デリフトは今夏に移籍金3000万ユーロ(約51億6000万円)でドイツ1部シュツットガルトからの加入が決まった日本代表DF伊藤洋輝(25)に押し出される形で、移籍がささやかれていた。すでにBミュンヘン側も退団を容認する構えでいたが、今後の去就が気になるところだ。

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