「ここに来ることがとにかく幸せ」 藤田寛之が全米シニアOP初日に『63』で首位発進

藤田寛之が全米シニアオープンで首位発進を決めた(写真は全米プロのもの)(撮影:GettyImages)

<全米シニアオープン 初日◇27日◇ニューポートカントリークラブ (ロードアイランド州)◇6954ヤード・パー70>

海外シニアのメジャー大会が開幕。日本の藤田寛之が7バーディでボギーなしの「63」をマークし、7アンダーで首位に立った。5月の「全米シニアプロ」では4日間戦い51位タイになっているが、リチャード・グリーン(オーストラリア)と並び最高のスタートを切った。

この日の藤田は「すごい難しいです」と話すコースでフェアウェイヒット率は93%(13/14)の全体6位。パーオン率も89%(16/18)で全体3位と好調なショットに支えられバーディを量産。パー3が続く4番、5番で5番アイアンのティショットをそれぞれ1メートルと50センチにつけて伸ばすと、6番パーのセカンドも5番アイアンで2メートルにつけ3連続バーディを奪った。

「全米オープンはレギュラーの時から出ていて、世界一の大会だと思っている。ここに来ることがとにかく幸せ」と、雰囲気もかみしめながらのラウンド。調子自体はあまり良くなかったと言うが、「いつもはショットで悩んでそれに苦しんできたけど、きょうは特別うまくいった」と大一番で力を発揮した。良かった点については「アイアンとチャンスの時のパッティング」と話した。

日本勢は藤田含め3人が出場。宮本勝昌は1オーバー・65位タイで初日を終えた。増田伸洋は7オーバー・135位タイからの巻き返しが必要となる。

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