「HR自体にもドン引きしたけど…」 同僚呆然、特大弾直後にも衝撃呼んだ大谷翔平のワンシーン

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

先頭打者弾の直後にとった行動

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)まで敵地で行われたホワイトソックス戦との3連戦で2本の先頭打者本塁打を放つなど、大活躍した。最終戦となった26日の試合では、ダイヤモンドを一周した後、チームを思いやる行動も話題に。ネット上の日本人ファンからは「大谷翔平という男の恐ろしさ…」「いい風景ですね」といった声が上がっている。

すぐには帰らなかった。「1番・DH」で出場した26日の試合。初回、右腕フェディーからいきなり25号ソロを放ち、2試合連続の先頭打者弾でベンチの同僚は立ち尽くし、敵地ファンも唖然とさせた。悠々とダイヤモンドを一周し、ベンチに戻るかと思いきや……ネクストバッターズサークルに控えていた3番のフレディ・フリーマン内野手に耳打ち。フリーマンは笑顔でうなずいた。

この場面が中継で映し出されると、X(旧ツイッター)上の日本人ファンからは驚きのコメントが集まった。

「HR自体にもドン引きしたけど、ホームラン打った直後に浮かれるどころかダイヤモンド一周したその足で真っ先にフレディにアドバイスしてて、もうなんか…本当に…大谷翔平という男の恐ろしさ…」
「直後に浮かれるどころか」
「そのプロ意識の高さが何より相手にとっては脅威だろうなと感じます」
「『ドジャースの強さ』ですよね」
「こういうシーンほんとすごい いろいろな面でチームに貢献してる」
「凄いです…いい風景ですね」

大谷は26日の試合まで10戦8発と驚異的なペースで本塁打を量産。10試合連続打点の球団新記録を達成し、球団初のロードでの2戦連続の先頭打者弾と勢いは止まらない。そんな中でも見せた細やかな配慮は、ファンの心を打ったようだ。

THE ANSWER編集部

© 株式会社Creative2