【シュールなデザイン】ホームセンターチェーンの「株主優待券」が話題 展開する業態を考えると納得

とある企業の株主優待券のデザインがX上で話題になっています。

投稿したのは、Xユーザーの@f10523さん。

当ポストは2024年6月28日時点で2万8000件を超えるいいねを集めており、「カツ丼にドリルかますのかなw」「スゴいインパクト」といった具合に多くの反響が寄せられています。記事後半では、話題になった企業が展開する飲食店のメニューや価格などを紹介します。

※投稿写真は【写真2枚】をご参照ください。

※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

思わず目を疑うデザインの「株主優待券」

アークランズの株主優待券に驚き

「本業がホームセンターで副業がカツ丼屋だと株主優待の世界観が意味不明になるなwwなんだこのデザインは」そんなコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。

そこに収められていたのは、「ホームセンタームサシ」「ビバホーム」などを運営する「アークランズ」の株主優待券。

ホームセンターで取り扱う電動ドリルの写真がイメージ画像としてプリントされていますが、その隣にはなぜか…おいしそうなかつ丼の写真が。

電動ドリルとかつ丼というあまり見ることのない組み合わせがシュールで、笑ってしまったという人も多いのではないでしょうか。この不思議な優待券のデザインは、アークランズの幅広い事業展開によるものでした。

かつ丼チェーン「かつや」も運営しているアークランズ

株主優待券のデザインが話題となった「アークランズ」は、新潟県三条市に本社を置く企業。

全国で「ビバホーム」などのホームセンター事業を展開している他、とんかつチェーン「かつや」をはじめとする飲食店も運営しているのです。そんな事情から、株主優待券に電動ドリルとかつ丼を並べるという突飛なデザインが施されたんですね。

@f10523さんのこの投稿には、インパクトのあるデザインに驚いた人からのコメントが続出。意外な組み合わせに、「グループ会社だったのか」と驚く声も多く寄せられています。

ホームセンターのイメージ

アークランズの「かつや」のように、ほかにも有名企業が意外な事業を行っている例は多数あります。

有名なのは、清掃業務で知られる「ダスキン」が展開するドーナツチェーンの「ミスタードーナツ」。他にも「NTTドコモ」が「タワーレコ―ド」を子会社化していたりします。

本業がホームセンターで副業がカツ丼屋だと株主優待の世界観が意味不明になるなwwなんだこのデザインはwww pic.twitter.com/K6LRbZzIpo

— 三味線 (@f10523) May 28, 2024

かつや以外にもグループ全体で18ブランドを展開

ここからは、アークランズが展開する飲食店について紹介します。

とんかつ専門店「かつや」を中心に、からあげ定食専門店「からやま」や、本格的な天ぷらを気軽に食べられる「天丼 はまだ」。野菜を食べるごちそうとん汁専門店「ごちとん」など、グループ全体で18ブランド、国内外合わせて745店舗を展開しています。

かつやでは、「カツ丼(梅)」が616円(税込)とリーズナブルな価格で食べられます。かつやは期間限定メニューにも力を入れており、2024年6月7日からは「まぐろカツとささみカツの合い盛り丼」を869円(税込)で販売。

からやまも「からやま定食(3個)」が649円(税込)と非常にリーズナブル。からあげを6個つけても、979円(税込)で食べられるのです。

外食での出費多い都市を調べてみると…

外食チェーンに関連して、総務省が発表した「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在地及び政令指定都市ランキング 2021年~2023年平均」から、外食での出費が多い都市を調べてみることに。

全国で外食での出費が一番多いのは、東京都区部で21万1926円。次いでさいたま市の20万243円、名古屋市の19万8819円でした。全国平均は14万8906円なので、5万円以上も多く出費している都市もあります。ちなみに外食の出費が一番少ない都市は、青森市の9万6369円でした。

いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっているアークランズの株主優待券について紹介しました。

参考資料

  • @f10523
  • アークランズ株式会社
  • アークランドサービスホールディングス株式会社「ブランド一覧」
  • 総務省「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在地及び政令指定都市ランキング 2021年~2023年平均」

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