ひと気のない道を走らせ犯行か 広島市のタクシー強盗 逃走3日間は自宅に戻らず転々と…

タクシーの運転手から現金を奪ったとして逮捕された男は、犯行時、運転手に指示してひと気のない道を走らせて犯行に及んでいたことがわかりました。

強盗の疑いで28日朝、送検された橋本昭弘容疑者(40)は、今月23日午後2時すぎ、70歳のタクシー運転手にはさみを突きつけ、「ええけぇ、出せ、刺すぞ」と言って現金1万2000円を奪った疑いが持たれています。
橋本容疑者は逃走していましたが、26日午後、広島市南区の交番に出頭し、逮捕されました。

警察によりますと、橋本容疑者は広島市中区大手町でタクシーに乗車、東区二葉の里の犯行現場へ移動する際に、ひと気のない道を走るよう運転手に指示し、目的地に到着する前に犯行に及んでいたことがわかりました。

また橋本容疑者は事件後、広島市西区の自宅には戻らず広島市近郊を転々としていたとみられ、警察は逃走していた3日間の足取りを追っています。

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