青森県内の有効求人倍率1.1倍 3年2カ月連続で1倍を超える

青森県内の雇用情勢についてです。5月の有効求人倍率は1.1倍と2カ月ぶりに低下しましたが、3年2カ月連続で1倍を上回っています。

青森労働局によりますと、県内の5月の有効求人数は2万5779人、有効求職者数は2万3416人でした。

有効求人倍率は、前の月から0.03ポイント低い、1.1倍と2カ月ぶりに低下しましたが、38カ月連続で1倍を上回っています。

また、新規求人倍率は1.65倍と、前の月から0.28ポイント低下し、こちらも3カ月ぶりに低下しました。

青森労働局の井嶋俊幸局長は、「求人数と求職者数のどちらも増加したものの、求職者数の増加率が高かったため、有効求人倍率としては低下した」と説明しました。

雇用情勢判断については、「求人が求職を上回っている状況にあるが、ほぼ横ばいで推移している」として、2カ月連続で据え置きました。

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