介護事業会社社長と暴力団関係者ら4人を逮捕 介護給付金800万をだまし取った疑い

大阪市に虚偽の申請をし、介護給付金およそ800万円をだまし取った疑いで、介護事業会社の社長ら4人が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、介護事業などを行う「WATERRA」の社長・碩義三容疑者(73)と、特定抗争指定暴力団山口組傘下組織の組員・藤田和宏容疑者(55)ら4人です。

4人はことし2月から5月にかけて、碩容疑者が大阪府貝塚市で運営する、障害者の就労支援を行う施設の利用者に、訪問介護をしたと虚偽の申請をし、大阪市から、介護給付金およそ800万円をだまし取った疑いが持たれています。

藤田容疑者は、碩容疑者らに施設の利用者を紹介し、1カ月あたり紹介料として、およそ100万円の報酬を得ていたということです。

警察は4人の認否を明らかにしていません。

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