航空自衛隊は2024年6月30日(日)から8月13日(火)にかけて、オーストラリア北部のダーウィン空軍基地で開催される共同演習「ピッチ・ブラック24」に参加します。参加部隊は築城基地に所在する第8航空団および浜松基地に所在する警戒航空団で、F-2A戦闘機を6機、E-767早期警戒管制機を1機、人員を約230名派遣します。
© FlyTeam Rozettaさん名古屋飛行場 2024年3月4日撮影 64-3501 ボーイング E-767 (767-27C/ER) 航空自衛隊
「ピッチ・ブラック」は、オーストラリアで2年おきに開催されている大規模共同演習で、各国間での相互運用能力の向上を目的に実施するもの。今回の演習では、空自をはじめオーストラリア空軍やアメリカ空軍など全21か国、140機以上の航空機が参加します。空自の参加は、2022年の「ピッチ・ブラック22」に続く2回目。前回はF-2Aと豪空軍のKC-30A空中給油機との間で空中給油を実施、相互運用性を改善する取り組みが行われました。
なお、7月にはドイツ空軍のユーロファイター・タイフーン戦闘機8機が部隊再編と共同訓練のため来日予定。8機のうち5機が「ピッチ・ブラック24」に、残る3機が空自との共同訓練「ニッポン・スカイズ24」に参加します。 © FlyTeam RJNGベースになりたい人さん茨城空港 2022年9月28日撮影 31+11 ユーロファイター EF-2000 タイフーン S ドイツ空軍
