【全画像】知っておきたい「究極のお買い物ライフハック」フォトギャラリー
値上げや物価高が止まらない昨今、少しでも賢く買い物ができるなら、やっぱりうれしいですよね。
「もっとお得に買い物をするにはどうしたらいいの?」「節約のポイントは?」などなど、悩める人々の疑問を解消すべく、今回はまさに「買い物のプロ」に話を聞きました!
答えてくれたのは、スーパーマーケット「ライフ」の社員であり、ご自身も4人の子どもを持つ親である小川さん。
小川さんが教えてくれた「究極にお得なお買い物ライフハック」とは? 5つのポイントに分けてご紹介します。
1:売場をしっかりチェックしよう!
普段なにげなくスーパーマーケットを歩き回ってしまう…そんな人は、まずは「売場」をしっかりチェックすることが大切なのだとか。
入口付近などの目立つ場所や、「島陳列」と呼ばれる、通常の陳列棚とは別の台などの什器で販売されている商品は、お得な値段で設定されていることが多いです。
また、見逃しがちなのが「エンド」と呼ばれる棚の端にある通路に面している陳列棚。ここにもお得な商品が並んでいることが多いそう。
まずは売場をしっかり見るクセをつけると、お得な商品を見つけやすくなりますよ。
2:まとめ買いよりもこまめな買い物!チラシに注目
続いてチェックすべきは「チラシ」。チラシでその週に安くなるものをチェックして、すぐに必要なものでない限り、その日まで待って買い物するのがベストです。
チラシの見方としては、各曜日の左上に掲載されている商品はお得なことが多いそう。また、値段が目立つ色で書かれている商品は必ずチェックして。よりどりセールや均一セールといった企画や、購入点数制限のある日替わり商品などにも注目です。
新商品は、発売直後がお得。お試し価格で販売されていて、一定の時期を過ぎると通常価格に戻ることがあるそうです。また、需要が上がる季節の品は、基本的にお得になっていることが多いですよ。
チラシの投入タイミングを把握して
利用しているスーパーマーケットの「チラシ投入日」を把握しておくのも大事。チラシ投入日には目玉商品が多いので狙い目です。
特にお米はチラシ掲載時の割引額が大きく、400~500円の差があるため、必ずチラシ掲載時に購入を! 逆に、割引率の低い商品もあるため、普段から商品ごとの価格を頭に入れておくことが大切なのだとか。
まとめて一気に買い物してしまうのがお得と思われがちですが、やはり日替わりのお買い得品を狙って、こまめにお買い物するほうがお得になるのだとか。ただし、ジャンボパックやお徳用パックなどはその限りではありません。
一方で、こまめに買い物に行っては、余計なものまで買ってしまう…そんなクセのある方は気を付けてくださいね。
3:「割引商品」をしっかり活用しよう
3つ目のポイントとしては、「割引」を活用すること。
チラシの項でも少し触れた「ジャンボパック」「お徳用パック」などの商品は、基本的にお得に商品を買うことができます。お肉は100gあたり、3~5円ほど割安価格になることが多いそう。
たくさん買っておいて、小分けにして冷凍しておくといいですよ。
また「品群割引」といって、カテゴリごとに割引になることがあります。例えば「香辛料全品1割引き!」や「ベーコン・ソーセージ全品1割引き!」といった品群割引の日には、普段チラシに入らないような商品や、こだわり品もお買い得になっていることがあるので注目です。
値引きのタイミングを狙おう
食品ロスを削減するため規格外商品を半額以下で販売していたり、賞味期限の近い商品の値引きが行われたり。そんな規格外商品や値引きのタイミングを狙うのもポイントです。
生鮮食品、総菜、ベーカリーは、閉店2~3時間ほど前が狙い目。商品がある程度残っていて、半額になるタイミングを狙ってみましょう。
また「予想できない急な天気の変化」は、実は割引タイミング。ゲリラ豪雨のあとは、天候に気をつけながらあえてスーパーに行ってみてもいいかも? とのこと。
品ぞろえが充実しているので、普段値引きにならないような珍しい値引き品に出会えることがあるそうですよ。
4:プライベートブランドを活用しよう
スーパーマーケットのプライベートブランドを活用することも、お得な買い物術のひとつ。近年、各社、魅力的なPB商品が続々と登場しています。
今回話をお伺いしたライフも、約1,500ものPB商品があるのだとか。よく売場を観察してみれば、「こんなPB商品もあったんだ!」なんて気づきもあるかもしれません。
ぜひよく利用されるスーパーマーケットのPB商品をチェックしてみてくださいね。
5:食品ロスしないことも大事
賢く買い物をする=値段が安いのをチェックする、だけではありません。食品を極力ロスしないで使い切る、ダメにしないことも大事な買い物術のひとつ。
特に夏場の生鮮食品の買い物は、持ち運んでいるうちに傷んでしまった…というケースや、いくらお得な価格でも傷みそうだから買い控えたい…などの心理状況が発生しがちです。
そんな夏場の生鮮食品の買い物には、ドライアイスやクールバッグを使うのはもちろんのこと、生鮮食品と冷凍食品を購入し、保冷剤の代わりにするのも◎。袋詰めのときも、あえて触れるように近くに入れておくといいそうです。
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そのほか、スーパーマーケットが提供しているアプリやクーポン、ポイントカードなどを活用したり、新店オープンを狙ったり、マイバッグを活用したりと、お得に買い物ができるライフハックはまだまだあります。
ドラッグストアやホームセンターで購入しがちな日用品も案外安かったりするので、普段あまり立ち寄らない売り場もしっかり見るのがおすすめとのこと。
実際今回の調査にあたり、ライフ社員の小川さんは1週間、「究極にお得な買い物術」を実践。実に1万5千円近くの節約に成功したのだとか。すごい!
もちろん「毎日お買い物なんて行く暇がない!」という方もいるかもしれません。ぜひ自分に合った無理のない範囲で、楽しく賢く「お得なお買い物」にチャレンジしてみてくださいね。
調査協力:ライフコーポレーション
(ハピママ*/ 伊東 ししゃも)