線状降水帯の恐れ低くも土砂災害などへの注意続く

福岡県や佐賀県で線状降水帯が発生する可能性は低くなりましたが、今後の雨や地盤が緩んだことによる土砂災害への注意が必要です。

「私の背丈の何倍も高さのある木が根本から折れて、道路を完全に塞いでいます」

佐賀県武雄市山内町では雨の影響とみられる倒木があり、現在、撤去作業が進められています。

佐賀県武雄市近くの観測点・佐賀県嬉野市では降り始めからの雨量が97ミリを記録したほか久留米市津福本町でも109ミリとなりました。

大雨のピークは過ぎ、線状降水帯が発生する可能性も低くなりましたが梅雨前線は28日夜にかけて九州北部地方を南下する見込みで気象台では再び激しい雷雨や土砂災害に注意を呼び掛けています。

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