池松壮亮主演映画『ぼくのお日さま』、役所広司からのコメント入り予告編&シーン写真公開

大学在学中に制作した長編初監督作『僕はイエス様が嫌い』で、第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史監督の商業映画デビュー作『ぼくのお日さま』。この度、『PERFECT DAYS』で第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞に輝いた役所広司からのコメントが到着し、海外メディアの絶賛レビューの予告映像とシーン写真10点が一挙公開されています。

先月開催された第77回カンヌ国際映画祭では、8分間ものスタンディングオーベーションで歓迎された奥山大史監督の最新作『ぼくのお日さま』。本作は、雪の降る街を舞台に、吃音のあるアイスホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川の3人の視点で紡がれる物語。

この度公開された予告は、先日開催された第77回カンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映、満席の客席からスタンディングオベーションであたたかい喝采をあびるシーンからはじまります。そして、昨年の第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞に輝いた役所広司の「清潔で美しい映画でした。全ての俳優さんが魅力的でした」というコメントのあと、クロード・ドビュッシーの「月の光」の楽曲にのせた本編の美しい映像にのせ「絵に描いたように完璧」VARIETY、「一見かわいらしい映画だが、深く心に突き刺さる」SCREEN DAILY、「注目すべき新鋭の誕生」DEADLINE、「観客を温かい輝きで包みこむ」the Hollywood reporter、「アカデミー賞国際長編映画賞に選出すべき」INDIEWIRE、という大手海外メディアの絶賛レビューが続きます。そして雪が積もる街の中、初めてのアイスダンスのレッスンに熱中するタクヤとさくら、そんな彼らに寄り添いながら導くコーチ荒川の姿を映し出し、「雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、小さな恋たちの物語」を伝える映像となっています。

また、眩い光が溢れるスケートリンクでアイスダンスのレッスンを受けるタクヤ、さくら、スケートのコーチ荒川の姿を捉えたシーン写真は、初めてのペアダンスで戸惑いながらも、それぞれの想いを叶えるためまっすぐに進む彼らの姿は見るもの全てを同じ光の中に誘い込むような、繊細で美しい瞬間を切り取ったカットとなっています。

開催中の第26回台北映画祭で「審査員特別賞」「観客賞」「台湾監督協会賞」をトリプル受賞し、日本史上初となる快挙を達成。台湾国内で唯一の長編映画コンペティションである本映画祭の国際新人監督部門では、今年90ヵ国からエントリーされた388作品の中から10本の作品が選出、同部門に選出された『ぼくのお日さま』は、6月25日に行われた授賞式で、「審査員特別賞」「観客賞」「台湾監督協会賞」の3つの賞を同時受賞。いずれの賞も日本人監督による作品が受賞するのは初となります。

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