新車のAT車を対象にアクセルとブレーキの踏み間違い防止装置搭載の義務化検討へ 国土交通省

車のアクセルとブレーキの踏み間違いを防止する装置について、国土交通省は新車のオートマチック車に搭載を義務化する検討に入ったことを明らかにしました。

車のアクセルとブレーキの踏み間違い事故を防止するため、日本は2022年から国連基準の策定を呼びかけていました。

国土交通省によりますと、25日にスイスのジュネーブで開催された自動車の安全や環境基準を検討する国連の作業部会での会議で、踏み間違い防止機能の性能基準が決定しました。

国交省は今後、来年6月に予定されている国連基準の発効に合わせ、国内の基準を整備していく方針で、新車のオートマ車を対象に踏み間違い防止装置の搭載を義務化する準備を進めるとしています。斉藤国交大臣は「引き続き、自動車の安全性向上を推進して参ります」としています。

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