ドイツで開催中の欧州選手権で、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング75位と24か国中最低ランクのジョージアが奇跡の決勝トーナメントに進出したことに1070万ドル(約17億2000万円)のボーナスが支給されることになった。
海外メディア「ARABNEWS」によると、スーパースターのFWクリスチアーノ・ロナウド率いる世界6位ポルトガルに2―0で大金星を挙げるなど、今大会で世界を驚かせる快進撃を見せた初出場のジョージアに対し、同国「ナンバーワン」の大富豪ビジナ・イバニシビリ氏が3000万リラ(約1070万ドル)授与することになったという。
イバニシビリ氏は1990年代にロシアで財をなしたジョージア屈指の資産家。同メディアは「政府の正式な役職についていないにもかかわらず、舞台裏で権力の糸を引く操り人形師として広くみなされている」と報じていた。また、同メディアは、ジョージアが決勝トーナメント1回戦(30日=日本時間7月1日)のスペイン戦に勝利すれば「さらに3000万リラが授与される」と報じた。