FANTASTICS・木村慧人が「顔に泥を塗る」のメーク男子役で新境地! 主人公・髙橋ひかるの人生を変える

FANTASTICS木村慧人が、テレビ朝日系で7月13日からスタートする髙橋ひかる主演の土曜ナイトドラマ「顔に泥を塗る」(土曜午後11:30)に出演することが分かった。

「顔に泥を塗る」の原作は、SNSで大きな反響を呼んだヨシカズ氏原作の人気漫画「顔に泥を塗る」(ゼノンコミックス/コアミックス)。自尊心が低めで周りに気を使ってばかりの主人公・柚原美紅(髙橋)が、好きなメークをしてまぶしいくらいに自由に生きるメーク男子と運命的な出会いを果たす。そんな彼に奇麗なメークを施してもらった時、これまで抱いたことがない高揚感を覚えるが、奇麗になった自分を彼氏も喜んでくれると思っていた矢先、これまで優しかった彼氏から思ってもみなかった反応が返ってくる。メークの力で前を向き始めた主人公が、モラハラ男へと一変した彼氏へ立ち向かい、自分の人生を取り戻す“人生逆転ラブストーリー”となっている。

木村が演じるのは、美紅の人生を変えていくこととなるメーク男子の高倉イヴ。イヴはメークや美容が大好きで、普段はギャラリーカフェでバイトをしている大学生。メークに合わせて洋服を決めるため、時には女装も楽しむが、あくまで恋愛対象は女性。周囲の目は一切気にしないものの、変な目で見てくる人も多い中、偶然出会った美紅が偏見もなく純粋に自身のことを褒めてくれたことに好感を持つ。こうしてイヴは、人の思いを優先してしまい自分をないがしろにしがちだった美紅をメークの力で変えていくこととなる。

出演にあたり、木村は「原作を読ませていただいて、イヴくんには自分に通ずる部分があるなと感じたんです。イヴくんは一見明るく見えて、実はつらい過去や思い出したくないことがあって、僕はそこまでのことではないですが、ダンスで挫折した経験があったので、今でこそ明るくしているけど、そういった経験を踏まえて今に至るところが通ずると思いました」と、自身と役どころの共通点に共感を覚えたことを明かす。

続けて、「僕自身も普段からスキンケアやメークが好きなので、イヴを演じることで、より詳しくなって自分にプラスにもなると思いますし、もちろん役者としても成長できる役だなと思います。また新しい自分に出会えるんじゃないかなと楽しみです」と、“ジェンダーフリー男子”という新境地に胸を躍らせた。

また、主演の髙橋についての印象を聞かれると、「髙橋さんはとても気さくな方で、しゃべりやすいですし、常に周りにも気を配っていて明るい方だなと思いました」とし、「自分ももともと明るいキャラなのですが、それをそのまま受け入れてくれるというか、気負わずに話せる方だなと思います。髙橋さんと一緒に明るい現場にできればいいなと思っていますし、これを機に髙橋さんからメークや女性のしぐさも学んでいきたいです。また、学ぶことがたくさんあると思うので、お芝居に関してもいろいろ聞いていきたいですね」と、今後の撮影にも期待を寄せている。

一方の髙橋も「木村さんとは以前、バラエティー番組でご一緒したことがあって、ポップな空気感の中での収録だったのですが、とても笑顔がチャーミングですてきな方だなというのが第一印象で強くありました。なので、きっと現場の空気を柔らかくしてくださる方なんだろうなと安心感があります。これから一緒にこの作品を作り上げていきますが、すでにクールビューティーのファッションもすごい似合っていましたし、これからイヴくんとして一緒にお芝居できるのが楽しみです」と、木村との共演に胸を膨らませる。

最後に木村は「イヴくんは、『その日のなりたい自分になる』というのがテーマで、メークをはじめいろんな表現方法で自分を提示してると思うんですけど、それを僕が演じることによって、見ていただく方も『なりたい自分になっていいんだ!』と前向きに思っていただけるとうれしいです。それくらい皆さんの背中を押せるように、自分なりにいろいろ模索しながら頑張っていきたいと思います」と意気込みをアピールしている。

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