日韓のK-POPファンから注目される、シンガーソングライター冨岡愛

2023年に発表された「グッバイバイ」がTikTokなどSNSを中心に話題を集め、Spotifyアジア6カ国でトップ10入りを果たしたシンガーソングライターが冨岡愛だ。そして今、彼女が日韓を繋ぐシンガーとして大きな注目を集めている。

2024年4月には警備員12人体制で行われた韓国での路上ライブで800人ものファンを集め大きな注目を集めていたが、冨岡愛にとって韓国での正式な初ライブパフォーマンスとなるライブ公演＜BLUE SPOT＞が、9月21日に弘大（ホンデ）にあるMUSINSA GARAGEでの開催が発表されると、チケットは販売初日10分でVIPチケット200枚が即完売となっている。

2024年6月に開催されたENHYPENのさいたまスーパーアリーナ3days公演の初日では、ソヌが「夏にぴったりよく似合う曲だと思って準備をしました。片想いについて歌っている曲なんですけれども、僕がENGENE（ファンクラブ名）の皆さんに片想いをしているという意味で上手く歌えるんじゃないかなと思って準備をしました」と、冨岡愛の「グッバイバイ」を生歌唱、ジョンウォンは「すごく上手かった。ソヌはこれをすごく一生懸命準備してたんです」と裏話も明かしていた。

6月15日に韓国オリンピック公園で開催されたビッグイベント＜TONE&MUSIC FESTIVAL＞では、冨岡愛は日本人初の出演を果たし、BIG NaughtyやSEVENTEENなどと共演し2万人の観客を大いに盛り上げている。TikTok上でもファンが自ら編集した冨岡愛の動画が多数投稿されており、彼女の音源をカバーした動画も多く見られる。彼女が描く歌詞の世界観と、SNSに投稿されている一般的な写真や映像が身近な存在に感じられることもファンの心を掴んでいるひとつの要因と言えそうだ。

冨岡愛の本格的な活動は2021年からスタートしたばかりだが、ファンは急増しており、既に発表されている202411月23日（土）Shibuya WWWXでのライブにも大きな注目が集まることだろう。