大原美術館（倉敷市中央）で開催中の特別展「異文化は共鳴するのか？ 大原コレクションでひらく近代への扉」の来場者が28日、5万人に達した。
5万人目となったのは、自営業海老根浩一さん（59）＝水戸市。妻の浩子さん（61）と観光で訪れた。
公益財団法人大原芸術財団の大原あかね代表理事が同展の図録と美術館の年間パスポートを記念品として贈った。海老根さんは「ずっと来たいと思っていた大原美術館でこのような機会に巡り合わせ光栄」と喜んだ。
同展は、美術館が所蔵する19世紀後半～20世紀前半の国内外の絵画や工芸品109点を展示。「西洋と日本」「近代と現代」など四つのテーマを設け、異文化の差異と融合を伝えている。
公益財団法人大原芸術財団大原芸術研究所・大原美術館主催、山陽新聞社共催。9月23日までの午前9時～午後5時。
