JR東海「推し旅」 「バンドリ!」とコラボ 名古屋大須商店街舞台に など【今週の交通新聞より】

2024年6月24日~6月28日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR九州 NFT商品第7弾「かんぱち・いちろく」
・JR長野支社 「HIGH RAIL 1375」と軽井沢ブルワリーのコラボ企画第2弾
・JR東海「推し旅」 「バンドリ!」とコラボ 名古屋大須商店街舞台に
・JR四国 「伊予灘ものがたり」10周年で特別企画
・JR千葉支社 総武線錦糸町―佐倉間開業130周年記念イベントを開催

6月24日 月曜日

JR九州 NFT商品第7弾「かんぱち・いちろく」


JR九州は、NFT(非代替性トークン)プロジェクトの商品販売第7弾として、4月にデビューしたD&S(観光)列車「かんぱち・いちろく」(博多―別府間)のNFTを販売している。

「イラスト版」や改造工事の「製作過程版」、「完成車両・内装版」など5種類を用意。いずれも動画形式で数量限定。価格はイラスト版1600円、製作過程版3838円など。

9月30日まで同社NFT専用ウェブサイトで販売。全5種類を購入すると、コンプリート特典として同列車の走行シーンを収めた限定NFT(スライドムービー形式)をプレゼントする。


6月25日 火曜日

JR長野支社 「HIGH RAIL 1375」と軽井沢ブルワリーのコラボ企画第2弾


JR東日本長野支社は7月20日から、小海線の〝のってたのしい列車〟「HIGH RAIL 1375」と「軽井沢ブルワリー」(長野県軽井沢町)のコラボレーション企画を展開する。昨年に続く第2弾で、9月8日まで。

期間中、「HIGH RAIL」1号、2号、星空の車内で、「小海線高原ブランチ」(2200円、1号のみ)や「特製弁当」(1300円、星空のみ)をはじめ、信州を代表するおつまみやスイーツを販売。通常販売の同ブルワリーのクラフトビール「プレミアム・クリア」(420円)のほか、同期間限定の4種類のクラフトビール「プレミアム・ダーク」(同)、「清涼飛泉プレミアム」(同)、「軽井沢 香りのクラフト 柚子」(350円)、「黒ビール(ブラック)」(同)も販売する。

7月20、21、27、28日、8月2~5、9~11、16~18、23~25、30、31日、9月1、6~8日の野辺山―中込間には、同ブルワリーのビアスタッフが乗車。ビール造りへの思いや特製弁当などとビールのペアリング(組み合わせ)について説明する。

小海線高原ブランチと特製弁当は、乗車4日前の23時までに「ネットでエキナカ」から注文し、車内の物販カウンターで受け取る。


6月26日 水曜日

JR東海「推し旅」 「バンドリ!」とコラボ 名古屋大須商店街舞台に


JR東海は7月20日から、自身の「推し」に会いに行く旅を提案する「推し旅」と、スマートフォン向けゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」とのコラボレーションキャンペーンを名古屋市中区の大須商店街を舞台に実施する。9月1日まで。

商店街を8区画に分け、「BanG Dream!(バンドリ!)」の各バンドの大型装飾が登場。商店街とコラボした「バンドリ!イベントマップ」を数量限定で配布する。スマホアプリを使い、商店街の各チェックポイントを周遊しながら限定ボイスストーリーを楽しむAR(拡張現実)ラリーも実施する。

同社制服の描き下ろしイラストを使ったグッズは、大須の対象店舗で販売。同店で1000円以上購入して専用アプリ画面を提示すると、描き下ろしステッカー8種からランダムで1枚をプレゼントする。特典はなくなり次第終了。

東海道新幹線では、車内限定ボイスストーリー2種類を配信。ボイスを聞いて同商店街に行くと、描き下ろしイラストを使用したアクリルキーホルダーに引き換えできる。新幹線利用者のみが購入できるジオラマアクリルスタンドは、予約販売を受け付けている。


6月27日 木曜日

JR四国 「伊予灘ものがたり」10周年で特別企画


共通ロゴ設定、記念グッズ

JR四国は7月1日から、観光列車「伊予灘ものがたり」(予讃線松山―伊予大洲・八幡浜間)が同26日に運転開始10周年を迎えることから、「四国まんなか千年ものがたり」(土讃線多度津―大歩危間)、「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」(同高知―窪川間など)を合わせた3本の「ものがたり列車」の連携による特別企画を実施する。伊予灘ものがたりでは記念の車両ラッピング、車内イベントなどを行い、利用者や沿線地域の人たちへ感謝を表す。

伊予灘ものがたりは、車内で食事を提供する同社初の本格的観光列車として2014年7月26日に登場。22年4月からはキロ185、186形3両編成による2代目車両が活躍している。

特別企画は、3列車共通ロゴマーク設定とヘッドマーク掲出(7月26日から)、記念グッズ販売、Youtube公式チャンネルでの期間限定動画配信(同1日から)、SNS投稿キャンペーン(同)などを実施。

共通ロゴマークは、きらめく太陽を背に、沿線の木々の中を走る初代伊予灘ものがたりをあしらったもので、太陽は「伊予灘」と「時代の夜明け」、木々は「千年」のシンボルマークのデザインを引用。沿線の人たちがおもてなしで使用することが多いシャボン玉のイメージを取り入れた。記念ヘッドマークはこのロゴマークデザインを使用し、12月末まで3列車に掲出する。

3列車共通の記念グッズは、3列車分をそろえるとデザインが完成する箸(7月6日から、各2000円)、列車ごとに色違いのピンバッジ(同26日から、各1000円)を発売。

SNS投稿キャンペーンは、ものがたり列車にまつわるエピソードや思い出の写真にハッシュタグ「#ものがたり列車10周年」を付けてX、インスタグラム、フェイスブックに投稿すると、「特別なものがたり賞」など3賞を計3人に贈呈する。

車体装飾と車内イベント

伊予灘ものがたりでは、車体にシャボン玉、アテンダントの手書きメッセージなどをラッピング。2代目車両をあしらったオリジナルロゴマークも用意し、コースター、記念スタンプ、クッキーアソート(発売日未定)などに使用する。

同26日は、「八幡浜編」(松山発13時31分)に合わせて松山駅で記念式典を開催するほか、利用者にウエルカムドリンクを提供。「大洲編」「双海編」ではアテンダントが初代制服を着用する。28日まで3日間は、事前予約制の食事を特別料理に変更するほか、記念ドリンクやデザートも販売する。

なお、10周年企画に関する情報は、同1日公開予定の特設ウェブサイトでも案内する。


6月28日 金曜日

JR千葉支社 総武線錦糸町―佐倉間開業130周年記念イベントを開催


7駅でラリーや体験企画 7月20日~12月15日

JR東日本千葉支社は7月20日から、総武線錦糸町―佐倉間の開業130周年を記念して、スタンプラリーや実際の車両を使った体験企画などの各種イベントを順次展開する。12月15日まで。

総武線は、1894年7月20日に当時の総武鉄道が市川―佐倉間を開業。同年12月9日に本所(現・錦糸町)―市川間が開通した。錦糸町、市川、船橋、幕張、千葉、四街道、佐倉の7駅が今年で開業130周年を迎える。

7駅の改札外には8月31日までスタンプを設置。首都圏のJR主要駅で配布する台紙にスタンプを重ね押しし、全て集めて絵柄を完成させた上で、スタンプ設置駅の指定された改札に持参すると記念品がもらえる。

7駅のニューデイズでは7月20日から(四街道は8月2日から)、クリアファイル(440円)や「各駅(7駅)ボールペン」(550円)、復刻硬券キーホルダー(880円)などの記念グッズを販売する。

9月1日~12月9日には130周年記念謎解きイベントを開催予定で、詳細は8月ごろに発表。

このほか、千葉駅では209系車内放送体験などの「東部電留線イベント」(7月20日)、佐倉駅では同駅から徒歩5分の高崎川南公園で「SL公開・ぽっぽや体験イベント」(同)をはじめ、錦糸町、幕張、四街道の各駅の記念イベント(いずれも12月8日)など、7駅で各種イベントを順次開催する。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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