ジョナサン・デイヴィッド獲得を巡ってチェルシー、マンチェスター・U、トッテナムなどが参戦か

写真:23/24シーズンはエムバペに次ぐリーグ2位の19得点を記録 ©Getty Images

リールに所属するカナダ代表FWジョナサン・デイヴィッドにチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、ウェストハムが獲得を検討している。イギリス紙『ガーディアン』が報じている。

J・デイヴィッド獲得レースが激しさを増す。現在24歳の同選手は2020年8月にヘントからリールへ移籍した。リールではすぐに頭角を現し、移籍1年目からチームの得点源として活躍した。2023-24シーズンは公式戦47試合に出場し、26ゴール9アシストを記録した。

リールはJ・デイヴィッドを放出し現金化する意向であり、移籍金は2000万ポンド(約41億円)まで下がる可能性がある。選手側もプレミアリーグへの移籍を望んでいるという。J・デイヴィッドとリールの間で結ばれている契約は2025年6月までとなっており、同選手は契約延長を考えていないようだ。

チェルシーはJ・デイヴィッドの他にも、ナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンやチェルシーに所属するスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクと接触しているという。

また、マンチェスター・ユナイテッドはボローニャに所属するオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー獲得へ動くと報じられており、J・デイヴィッドとの両選手を同時に注視しているようだ。

トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は「我々の攻撃陣が手薄であるのは見ての通りだ」と攻撃陣の強化を望んでおり、クラブは候補としてJ・デイヴィッドの名前を挙げている。

ウェストハムはまず守備陣の補強を急ぐようだ。ジャーナリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏によると、同クラブはウルブスに所属するイングランド人DFマクシミリアン・キルマンの獲得に乗り出している。守備陣の補強が済み次第、J・デイヴィッド獲得に本腰を入れると予想される。

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