防衛省、沖縄・北大東島へのレーダー配備方針を決定 木原防衛大臣「我が国の防衛上非常に有意義」

木原防衛大臣は、沖縄県の北大東島に航空自衛隊の移動式警戒管制レーダーを配備する方針を決定し、地元自治体に伝達したことを明らかにしました。

木原防衛大臣
「27日木曜日ですが、沖縄防衛局を通じて、沖縄県北大東村に対して、当該部隊配備の意向をお伝えしていただきました」

木原防衛大臣は「周辺国の活動の拡大、活発化を踏まえ、太平洋側の警戒監視体制の強化は喫緊の課題となっている」と説明しました。

そのうえで、太平洋側の島しょ部は警戒監視の空白地域となっていることから、「ここに警戒管制レーダーを配備することは、我が国の防衛上非常に有意義なものだ」と強調しました。

今後、住民説明会などを経て「可能な限り、速やかな開設を目指したい」としています。

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