内政担当の副長官補に元国税庁長官の阪田渉氏が就任へ 「豊富な知識と経験を有しており適任」

政府はきょうの閣議で、藤井健志・内閣官房副長官補を退任させ、後任に阪田渉・前国税庁長官をあてる人事を決めました。

林官房長官
「内閣官房副長官補への任命が決定した阪田氏については、国税庁長官や内閣官房デジタル行財政改革会議事務局長などを歴任し、豊富な知識と経験を有しており、内閣官房副長官補に適任であると総合的に判断をして任命することとしたものでございます」

林官房長官は午前の記者会見で、人選の理由についてこのように説明しました。

きょう退任が決まった藤井氏は、2020年6月から内政を担当する内閣官房副長官補を務め、経済政策をはじめとする政府の重要政策に携わったほか、1月に発生した能登半島地震の検証チームの座長を務め、今後起こりうる首都直下地震などの災害を念頭に対策をまとめあげていました。

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