通勤ライダーに交通安全啓発「二輪車ストップ作戦」

サインカーでもヘルメットのあごひもの正しい着用とプロテクターの重要性などを訴求

警視庁女性白バイ隊クイーンスターズと神奈川県警女性白バイ隊ホワイトエンジェルスが一緒に通勤ライダーに二輪車の特性の説明や安全運転の呼びかけ──警視庁・神奈川県警察本部合同による交通安全啓発活動「二輪車ストップ作戦」が、6月14日の朝、実施された。

警視庁・神奈川県警本部 初の合同実施

東京都内、神奈川県内における二輪車交通死亡事故が占める割合は、いずれも全国平均よりも高く、その発生時における通行目的は通勤中が最も多くなっているという。このため、今回の二輪車ストップ作戦は、朝の通勤時間帯に行われた。

同啓発活動が行われたのは国道15号線が通る東京・大田区の六郷橋。

啓発活動にあたったのは、警視庁からは▽交通部交通総務課▽第一交通機動隊▽蒲田警察署▽警視庁女性白バイ隊クイーンスターズ──が、神奈川県警からは▽交通部交通総務課▽第一交通機動隊▽川崎警察署▽神奈川県女性白バイ隊ホワイトエンジェルス──で、これまで警視庁管内警察署と神奈川県警管内警察署という、警察署単位での合同実施は行われていたが、警視庁と神奈川県警本部が合同で行うのは今回が初だという。

ライダーの中には取り締まりと勘違いしてか、また、通勤途中で呼び止められたことから、はじめは戸惑い気味の人も見られたが、活動の趣旨が分かるとほとんどのライダーが快く応じていた。

サインカーでもヘルメットのあごひもの正しい着用とプロテクターの重要性などを訴求

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