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大地震が発生して多くの人が帰宅困難になったことを想定した避難誘導の訓練が6月28日、千葉県船橋市で行われました。
訓練は千葉県北西部を震源とする首都直下地震が発生したとの想定で行われ、船橋市やJR西船橋駅の職員など、約70人が参加しました。
職員らはまず、駅構内で帰宅困難者を一時保護するとともに、避難所を開設するまでの連絡体制などを確認しました。
そして、帰宅困難者の支援施設となっている駅近くの市の出張所に参加者らを実際に誘導していきました。
船橋市によりますと、2011年の東日本大震災のときは、船橋駅や西船橋駅周辺などで最大5400人余りの帰宅困難者が発生したということで、現在では市内の小学校やホテル、百貨店など10か所を帰宅困難者支援施設に指定しています。