アニメ『天穂のサクナヒメ』農林水産省とコラボ 原作はリアルな米づくり描写で評価されるゲーム

TVアニメ『天穂のサクナヒメ』が6月28日、農林水産省とコラボすることを発表した。

本作の原作である同名ゲームを攻略する際、農林水産省の公式Webサイトが役に立つと評判になった過去などもあり、今回のコラボに繋がったという。

農林水産省はコラボ施策として、「こども霞ヶ関見学デー」など5つの企画を発表。詳細はコラボ特設サイトにて順次公開される。

・こども霞が関見学デー (令和6年8月7日、8日開催)
・消費者の部屋展示(令和6年8月5日〜9日まで開催予定)
・BUZZ MAFF動画
・広報Webマガジン「aff」7月号掲載
・農林水産省公式SNSでの投稿等

7月にテレビ東京系列で放送開始 TVアニメ『天穂のサクナヒメ』

TVアニメ『天穂のサクナヒメ』は、7月6日(土)より、毎週土曜日23時からテレビ東京系列で放送される作品。

神々の都から追放された自堕落な女神・サクナヒメが、鬼たちが巣喰う孤島・ヒノエ島で人間たちと共に米を育て、鬼を退治するというストーリーが描かれる。

原作ゲームの制作者が、農林水産省の運営サイトでインタビューを受けたことも

TVアニメ『天穂のサクナヒメ』の原作は、同人ゲームサークル・えーでるわいすが企画・開発した、同名の和風アクションRPG。

2020年にリリースされ、現在までに累計出荷本数は150万本を突破している。

舞台のヒノエ島を支配する鬼と闘う爽快なコンボアクションと、日本古来の米づくりを緻密に再現したシミュレーション要素で人気を博した。

特に稲作パートは本格的で、田起こし、種籾選別、田植えなどの米づくりの工程が非常にリアルだと話題になった。

反響を受けて、業界紙の日本農業新聞に取り上げられ、また農林水産省が運営する情報サイトに制作者のインタビューが掲載。

米どころ新潟の農業専門学校とコラボした米づくりも行われた。

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